2017年1月 台湾研修 台北編その1

 

台湾の餅事情を勉強するため、現地で研修を行うことにしました。

セントレアから台北の桃園国際空港までは3時間ちょっとです。今回はキャセイパシフィック航空を利用しました。

空港からバスで1時間前後かけて台北中心部へと移動します。

 

夕方の便で到着したので、台北駅の近くで一泊して、朝からお餅を探しに行きます。

 

 

台北捷運(MRT)の台北駅へ向かいます。

MRTは台北の地下鉄で、市内の移動にとても便利です。

 

券売機で切符を買います。中国語、英語以外に日本語にも変えられるので安心です。

 

最初に淡水信義線の圓山駅で降りて寄り道します。

 

半袖、ダウンジャケット、サンダル、ブーツ、いろんな服装の人がごちゃまぜで、日本では見られない光景でした。

名古屋の秋くらいの気温でとても過ごしやすいです。

 

駅からすぐのところに花博の公園があって、植物のオブジェがたくさんありました。

 

寄り道の目的地はここ台北市立美術館です。

 

2月5日まで台北ビエンナーレが開催されています。

大人30元で、日本の美術館の入館料よりも安い印象です。

 

外の作品の中に猫が入り込んでいました!

思っていたよりもたくさんの作品があって、とても楽しむことができました。

 

圓山は緑が多くてとても素敵な場所でした。

たくさん歩いて疲れたので、甘いお餅が食べられるお店を目指します。

 

再び圓山からMRTに乗り、中正紀念堂駅で松山新店線に乗り換え、公館駅で下車します。

 

3番出口から外へ出ます。

 

街中にも南国の植物がたくさん。

 

大学があるからか、若者が多くてにぎやかな街です。自転車もたくさん。

 

ケンタッキーが見えたら大通りを渡ります。

 

歩行者用の青信号くんが可愛いです。

 

マクドナルドを通過します。

 

ファミリーマートが見えたらもうすぐです。

臺一牛奶大王さんです。

1956年創業の老舗だそうです。

 

臺一牛奶大王

台北市新生南路三段82号

11:00~24:00

なし(旧正月の数日間は休み)

 

 

酒醸小湯圓 60元です。

発音が難しいのと、メニューがたくさんあって指差しも難しかったので、紙に書いて見せたらなんとかオーダーできました。

 

酒醸は甘酒、小湯圓は白玉のような小さなお団子のことだそうです。

 

もち米を発酵させて作った甘酒の中に、白玉サイズのお餅がたくさん入っています。

甘酒とお餅の組み合わせにはびっくりしましたが、甘くてもっちもちで美味しいです。寒い日に食べて温まりたいおやつ。

これは、大名古屋すあまビルヂングいちおしです!

 

 

器もかわいいです。

 

中のお餅がすあまそっくりな紅白のこともあるようなのですが、この日は白のみで少し残念でした。

 

店内にどーんと「十二月廿一日 冬至」の文字。

台湾では、冬至に湯圓(白玉のようなお餅)を食べる習慣があるそうです。

家庭等の円満の象徴として縁起物とされているそうです。

 

お餅入りのおしるこや、お餅をトッピングしたかき氷等、たくさんのメニューがあります。

老若男女問わずたくさんのお客さんがいました。

 

また行きたいお店です。

 

素晴らしい餅菓子に出会って、幸先の良いスタートを切ることができました。

長くなってしまうので、台北編その2と台南編の3回に分けて活動報告をしようと思います。

 

次回は台南編です。