台湾の餅事情を勉強するため、現地で研修を行うことにしました。
セントレアから台北の桃園国際空港までは3時間ちょっとです。今回はキャセイパシフィック航空を利用しました。
空港からバスで1時間前後かけて台北中心部へと移動します。
夕方の便で到着したので、台北駅の近くで一泊して、朝からお餅を探しに行きます。
台北捷運(MRT)の台北駅へ向かいます。
MRTは台北の地下鉄で、市内の移動にとても便利です。
券売機で切符を買います。中国語、英語以外に日本語にも変えられるので安心です。
最初に淡水信義線の圓山駅で降りて寄り道します。
半袖、ダウンジャケット、サンダル、ブーツ、いろんな服装の人がごちゃまぜで、日本では見られない光景でした。
名古屋の秋くらいの気温でとても過ごしやすいです。
駅からすぐのところに花博の公園があって、植物のオブジェがたくさんありました。
寄り道の目的地はここ台北市立美術館です。
2月5日まで台北ビエンナーレが開催されています。
大人30元で、日本の美術館の入館料よりも安い印象です。
外の作品の中に猫が入り込んでいました!
思っていたよりもたくさんの作品があって、とても楽しむことができました。
圓山は緑が多くてとても素敵な場所でした。
たくさん歩いて疲れたので、甘いお餅が食べられるお店を目指します。
再び圓山からMRTに乗り、中正紀念堂駅で松山新店線に乗り換え、公館駅で下車します。
3番出口から外へ出ます。
街中にも南国の植物がたくさん。
大学があるからか、若者が多くてにぎやかな街です。自転車もたくさん。
ケンタッキーが見えたら大通りを渡ります。
歩行者用の青信号くんが可愛いです。
マクドナルドを通過します。
ファミリーマートが見えたらもうすぐです。
臺一牛奶大王さんです。
1956年創業の老舗だそうです。
臺一牛奶大王
台北市新生南路三段82号
11:00~24:00
なし(旧正月の数日間は休み)
酒醸小湯圓 60元です。
発音が難しいのと、メニューがたくさんあって指差しも難しかったので、紙に書いて見せたらなんとかオーダーできました。
酒醸は甘酒、小湯圓は白玉のような小さなお団子のことだそうです。
もち米を発酵させて作った甘酒の中に、白玉サイズのお餅がたくさん入っています。
甘酒とお餅の組み合わせにはびっくりしましたが、甘くてもっちもちで美味しいです。寒い日に食べて温まりたいおやつ。
これは、大名古屋すあまビルヂングいちおしです!
器もかわいいです。
中のお餅がすあまそっくりな紅白のこともあるようなのですが、この日は白のみで少し残念でした。
店内にどーんと「十二月廿一日 冬至」の文字。
台湾では、冬至に湯圓(白玉のようなお餅)を食べる習慣があるそうです。
家庭等の円満の象徴として縁起物とされているそうです。
お餅入りのおしるこや、お餅をトッピングしたかき氷等、たくさんのメニューがあります。
老若男女問わずたくさんのお客さんがいました。
また行きたいお店です。
素晴らしい餅菓子に出会って、幸先の良いスタートを切ることができました。
長くなってしまうので、台北編その2と台南編の3回に分けて活動報告をしようと思います。
次回は台南編です。